園の教育・保育

園の教育について

学年別での活動はもとより、縦割り保育の異年齢との関りの中で、子どもの社会を作り出しています。
保育者は見守り型の関わりにより、大切な場面で子どもたちの生活や学びをサポートしています。プロジェクト型保育から未来を考える力を育み、乳児期からの愛着形成を意識した担当者制を行い、人との繋がりの大切さと社会性の基礎を学んでいます。
キリスト教保育の精神も大切にしておりますので、命を慈しむ心と感謝する心を生活の中で育んでいます。

育みたい能力・資質 3つの柱

3つの柱を育むために5領域に重ねた10の姿を経験できるようにプロジェクト活動の計画にも生かしています。


※2017年に幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領が改定され新しく作られた幼児期の終わりまでに育んでほしい『10の姿』



〇プロジェクト型保育
教育保育の中にプロジェクト型保育を行っております。詳しくは、プロジェクト型保育についてのページをご覧ください。

〇縦割り保育
・子どもたちの多様性を尊重し、場面に応じてグループやチームで互いが支え合えるように保育者は配慮していきます。良いことは認め、いけないことは伝え、信頼できる保育者に見守られている安心感の中で、子どもたち同士が確認し合い、認めあいながら生活が流れていきます。インクルーシブを大切にし、子どもたちは社会で必要とされるパートナーシップを学んでいます。
・園生活についてルールや約束事をグループやチームで話し合っています。みんなが守ることで秩序の保たれた生活環境を心地いいと感じ、規範意識を学んでいます。
・年上は年下の子のお手本です。年上の子が難しい活動に取り組む姿を見ていたり、困っているときに手助けをされたり、年下は年上の子の姿に憧れを抱いていきます。年上の子は自分が頼られていることに気づき、大きくなった喜びを感じていきます。異年齢が相互に関係し合い、個々が存在意義を振り返りながら思いやりと優しさを育んでいきます。

〇0.1.2歳児の担当者制
設定遊びと自由遊びをチーム全ての保育者に見守られながら園生活を楽しんで行きます。子どもが注視するモノやコトに保育者が寄り添って、嬉しさ楽しさ怒り哀しみなどを共感し需要していきます。食事、排泄、着替えといった生活面のケアは決められた担当者を独占できる大切な時間です。子どもたちにとって在りのままの自分を受け入れて守ってくれる存在があることは、感情をうまく表現できたり他者のことを気に掛けたり、お話に耳を傾けることができる子どもになるといわれております。子どもたちにとって保育者は安心で信頼できる存在と認識され愛着形成が育まれますので、情緒が安定し安心安全な園生活を営むことができます。

〇上三川幼児園アプローチカリキュラム
幼児期の学びと小学校以降の教育をなだらかにつなぐために、小学生と交流会や小学校の校庭・校舎、小学生の学びに向かう姿や行事に取り組む姿勢を観察したり、小学校の雰囲気を事前に確認していくことで就学の際に戸惑う事のないように小学校と連携し調整を図りながら活動を行っております。

花みちタイム(課内活動)

大切な幼児期、多くの知的な「本物」の刺激を与えることにより、好奇心を持って集中して取り組めるようになります。 将来伸びる上で今するべき必要なことを全員が「楽しい」と思えるようにアプローチしていきます。 文字・立体図形・平面図形・思考力・表現など、問題をただ解かせるのではなく、その問題に取り組む姿勢や意欲を育むことを重んじています。
※4.5歳児のクラスが月に1回、専門の講師により授業を行っています。

運動遊び教室(課内活動)

自分の身体を自分で守れるように、器械遊具を使用して身体能力の基礎を培います。
活動の中にサーキット遊びを楽しみながら、定期的に運動遊びの専門講師により運動遊びサーキットのレクチャーを受けます。
子どもたちにとって、講師の来る日は特別な時間です。身体の成長が確認できますので、その日に向けて子どもたちのモチベーションも高まっていきます。
日常の遊びの中でお友達と一緒に身体を動かすことを楽しみながら、全身を巧みに操れるようになることを目的とした活動です。
※すべての園児を対象にして、専門の講師により年に4,5回程度、運動遊びのアドバイスを受けながら次のステップへ向けて導いていきます。専門の講師を含めた職員会議や研修指導を受けながら日々の活動に生かしています。

学研教室(課外活動)

在園児3.4.5歳児を対象に希望者が行う活動です。
クラス活動が終わる16時から保護者の方がお迎えに来る間を利用して行います。
内容は幼児向け学研教室のカリキュラムになります。
※月謝は保育料とは別途かかります。希望者が対象となりますので、ご相談の上ご利用ください。

ESD教育(課内活動)

国連サミットにより2015年に持続可能な開発目標が採択され、17の目標により構成されたのがSDGsです。持続可能な社会の創り手を育成するのがESD「Education for Sustainable Development(=持続可能な開発のための教育)」になります。
就学前の子どもたちでありますが、未来の担い手でありますので、プロジェクト型保育を通じて17の目標のうち幼児期に触れられることをテーマにして、未来への目標意識が育まれていくことをねらいとして取り組みます

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